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家族の『心』が落ちつく場所を
そこに住むご家族の身の丈で表現すること。
たとえば食堂は、家族の形を現実的に
表現する生命力が宿るところ。
ここにこそ長く居られる、その家族にとっての
居心地のいいサイズを見つけないといけない。
家族が成長していく過程で、
自然のこととして変化するように、
家も可変していく空間の応用力、柔軟さが必要です。
「家づくりに、できないことは一切ない」
という考え方を持ちたい。
できない理由にしているのは、
手間と時間とクレームという制約。
50年経って「なお愛着のもてる家」。
自分を知り、住みこみ方を知らないと
実現しない家づくり。
また、住み手、作り手、職人が本当の
「手間と暇」を掛けないとできない家づくりです。
「手間と暇」ということばには、
『家』づくりを愛するものにしか表現できない
『プライド』があります。
「身体にいい素材」を突き詰めていくと、
自然の恵みからいただく材料を
そのままに使うことを選択するようになります。
それでも『家』は、たくさんの価値観をもつ
人びとを受け入れる器でなければならないので
シンプルでしっとりと、馴染んでくるものがいい。
木・草・土・石・紙・焼物・・・・
素材を生かしきるには、手間と暇がかかります。
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